【ラーメン】最後の思い出に啜る最高の一杯【家系】
どうも、ロックスターです。
今日は引越しの作業が午前中にあったため7時に起床し、12時くらいまで荷物の梱包等を行いました。その後不動産屋の立会いの下4年間共にした家から去りました。大学生活の中で様々な思い出が出来たなと思い返していたらギュルルとお腹が鳴ったので、最後に関東のラーメンを食べて全てを締めくくろうと思い、どこのラーメン屋に行こうか長考した結果、僕がこちらに来て感銘を受けた家系ラーメンを啜ろうという結論に至りました。
と、いうことで今日も家系です。あと、ブログタイトルを替えてみました。どう…かな？
衣服をパンパンに詰め込んだキャリーバッグを引きづりながらやってきたのは新杉田駅です。ここの商店街は飲み屋やディスカウントストアといった店舗が多数あり、いつもめちゃくちゃ人がいます。
その商店街から離れた静かな場所にあるのが杉田家です。杉田家は千葉県に2号店があり、横浜が本店といった形になります。そして杉田家は、家系ラーメンの総本山である吉村家にて修行をし無事開業に至った店舗であり、なおかつ家系ラーメン店経営者として立派に運営をし、成功している店舗の1つであることから味やサービス等に期待ができます。
平日の昼頃に訪問しましたが、既に外にラーメンを求める者がズラリと並んでいました。いち早く並ぼうと店内に入って食券を購入します。僕が今回選んだのは、チャーシューメン850円、海苔70円、ライス150円でお好みは麺硬め味濃いめです。これだけ家系ラーメンばかりを食べているとお好みを注文するのも慣れてきました。あとほうれん草も注文しようと思いましたが、ほうれん草に含まれるシュウ酸という成分が尿路結石を引き起こす恐れがあると聞いて、完全にビビって断念。
そして、外で20分から30分ほど待機した後店内に入店。完全に冷え切った身体を暖めてほしいという気持ちで臨場感溢れる厨房を見て待っていると着丼。
そう、この杉田屋はライスを白米か肉まぶし丼で選べるのです。前回入店した際はそのことを知らず白米で注文してしまったので今回は肉まぶし丼でお願いしました。
まず、初めに麺を啜る。流石の酒井製麺と言うべきか。麺がモチモチィとしていて小麦の香りが感じられ、豚骨醤油の濃厚なスープと喧嘩することなくマッチしている。
次にチャーシューです。実はこのチャーシュー見かけによらず大きいものとなっており、一口で食べるのは大変苦労するため、まずは半分パクり。総本山吉村家と同じく燻製されており、噛む度に炭火の風味と豚本来の旨味が身体中に駆け巡る。本当に癖になるもの。
そして、忘れてはいけないのが肉まぶし丼です。まずは具だけを食べてみる。具自体はほのかに甘みのあるもので例えるならば牛丼のつゆのような味である。この肉まぶし丼をどう食べようかと悩みそうになるが、僕は増しておいた10枚はあろう海苔を1枚汁に浸し、肉まぶし丼の上に乗せて巻いて一緒に食べてみた。
いや、マジで美味すぎる。具を控えめな味付けにしているのは、この食べ方の美味さをより引き立てるための伏線だったのだ。普通に卓上の塩胡椒をふりかけて食べるもよし、ラーメンの汁をかけお茶漬け風にするもよしの幅広いカスタマイズが可能なこの肉まぶし丼だが、僕はスープでヒタヒタになった海苔と一緒に食べることをオススメしたい。(コイツいつも海苔と一緒に食ってること推してるな)
こうして食べ進めていくと気づいたことがある。この杉田家のスープ、"ゴクゴク飲める"のである。
家系ラーメンは非常に濃厚なスープであり、味は文句なしの美味さなのですが、飲むと大量の鶏油でもういいやとなってしまう。しかし、このラーメンのスープは後味が家系ラーメン特有の獣臭さが一切なくスッキリとしているのだ。完全にこのスープの虜になった僕は一杯また一杯とレンゲでスープを掬っては飲んでいたらいつの間にか丼の底が見えてしまったため、従業員に「ごちそうさまでした」と感謝を述べ退店。
引越し前の最後のラーメンとしてガツンと記憶に残るものを啜れたので大満足です。インターネットで「吉村家より杉田家の方が美味しい」という声を見かけることがあったのですが、総本山の吉村家と同等、またはそれ以上の美味さがあったような気がします。最高の一杯でした。引越し先ではどんなラーメンがあるのか楽しみです。
……食べすぎたししばらくラーメン禁しなきゃなぁ😭
杉田家
